2023.10.25お役立ち情報

もしかして秋の花粉症?!オンライン医療を使って受診も服薬指導もスムーズに

秋の花粉症|日本調剤オンライン薬局サービス(NiCOMS)

最近、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど、春でもないのに花粉症のような症状にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は秋にも花粉が飛散しているため、もしかすると、“秋の花粉症”かもしれません。
そこで今回は、秋の花粉症とオンライン医療の活用について解説していきます。

秋花粉を飛ばす、主な3つの植物

春の花粉症と秋の花粉症の違い

移動時間も待ち時間もなし!オンライン診療・オンライン服薬指導を活用しよう

秋花粉を飛ばす、主な3つの植物

ブタクサ、ヨモギ、カナムグラは、代表的な秋の花粉の植物です。公園や道端など、身近なところにあります。「花粉症といえば春」と思われがちですが、花粉は1年を通して飛散していて、秋ならではの花粉も存在しているのです。

■ブタクサ

・キク科ブタクサ属の一年草
・飛散時期:例年8~10月頃
・生育環境:道端や空き地、河川敷などに広く分布
・秋の花粉症の原因となることが多く、午前中に飛散しやすい。

ブタクサ|日本調剤オンライン薬局サービス(NiCOMS)

■ヨモギ

・キク科の多年草
・飛散時期:例年8~10月頃
・生育環境:市街地や道、堤防などの平地から高山まで広く分布
・一年草のブタクサより繁殖は旺盛。

ヨモギ|日本調剤オンライン薬局サービス(NiCOMS)

■カナムグラ

・アサ科カラハナソウ属の一年草
・飛散時期:例年8~10月頃
・生育環境:道端や野原、堤防などに広く分布
・茎や葉柄に下向きの刺があり、ほかの木や草、ガードレールなどにからみつく。触ると肌を傷つけてしまうこともあるため要注意。

カナムグラ|日本調剤オンライン薬局サービス(NiCOMS)

春の花粉症と秋の花粉症の違い

春は主にスギ花粉で、花粉粒子径が大きいため、鼻粘膜に留まりやすく、下気道への影響は少ないとされ、鼻水やくしゃみが代表的な症状とされています。一方、秋の花粉症の一つ、ブタクサ花粉は花粉の粒子が小さいため、気管に入って喘息のような症状を引き起こすケースもあります。

また、前述の通り、道端や公園、河川敷など身近な場所で生息していることが多く、春花粉のスギやヒノキと比較すると背丈が低く、飛散距離は数十~数百メートルと、あまり広範囲には飛散しません。

 
主な花粉

スギ・ヒノキ

ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ

花粉粒子の大きさ

大きい(鼻粘膜に留まる)

小さい(気管に入り込みやすい)

秋は、花粉のほかにも、ダニや蛾などの昆虫、カビなどが原因のアレルギー症状が出やすい季節ともいわれています。原因がわからないときには、耳鼻科やアレルギー外来などを受診しましょう。

移動時間も待ち時間もなし!オンライン診療・オンライン服薬指導を活用しよう

花粉症の治療というと、いつもと同じ薬を受け取りに、クリニックや薬局に何度か足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。特に仕事や育児が忙しく、通院のために時間をつくることが難しい方には、オンライン診療、オンライン服薬指導がおすすめです。

当社では、オンライン診療を実施している医療機関を検索できる「NiCO(ニコ)ナビ」や、お持ちのスマホやパソコンを使って、自宅で薬剤師からお薬の説明を受け、お薬を受け取ることができる「NiCOMS(ニコムス)」というサービスがありますので、今回はその使い方をご紹介いたします。

NiCOナビの流れ|日本調剤オンライン薬局サービス(NiCOMS)

. オンライン診療検索「NiCOナビ」(https://nico-navi.nicho.co.jp/)の「検索を始める」をタップ
現在地から、または「診療科目」「キーワード」「診療予定日」などの項目から医療機関を検索し、選択する。
 ↓
. オンライン診療の予約を取る
 ↓
. 予約した日時にオンライン診療を受ける
 ↓
. オンライン服薬指導サービス「NiCOMS」でご希望の薬局や日時を選択し、オンライン服薬指導の予約を取る
 ↓
. 予約した日時にオンライン服薬指導を受ける
 ↓
. お薬が自宅に届く

このように一つの検索サイトよりオンライン診療とオンライン服薬指導の申し込みをまとめて行うことが可能です。
※初めてご利用の方は、オンライン服薬指導サービス「NiCOMS」の登録が必要です。

なお、病院やクリニックによっては初診のみ対面で診察を受ける必要がある場合もありますので、オンライン診療の対応については、ご利用の医療機関へ直接お問い合わせください。

<オンライン診療・オンライン服薬指導を活用する利点>

◆病院・薬局までの距離が遠くても問題なし
生活圏内に病院や薬局がなくても、オンラインなら遠方の病院でも診療を受けることができます。薬局での服薬指導もオンラインで実施することで、お薬の受け取りまでご自宅で完結します。

◆外出せずに済むため、花粉に触れる機会を減らせる
お持ちのスマホやパソコンを使って、ご自宅で診察からお薬の受け取りまで行えるため、外出せずに済みます。そのため、花粉に触れる機会を減らすことができますし、他の病気への感染リスクも気にする必要がありません。

くしゃみ、鼻水、熱などの症状に敏感な時期だからこそ、きちんと対処することが大切です。気になる症状が秋花粉による可能性もありますので、病院・クリニックに行ってみようと思われた方は、一度、オンライン診療やオンライン服薬指導の活用も検討してみてはいかがでしょうか。

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・参考文献
「秋の花粉症について」(一般社団法人 千葉市医師会)https://www.chiba-city-med.or.jp/column/038.html
「秋のアレルギー対策」(山梨県厚生連)https://www.y-koseiren.jp/special/health/3127

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